輪行中年は青春18きっぷで夏休み

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今夏はこれまでになく自分の輪行熱が
ヒートアップしてしまいました。
その交通費がバカにならないので、
生まれて初めて「青春18きっぷ」を
購入してしまいました。

青春18きっぷ(wikipedia)

青春18きっぷの存在は無論、
はるか昔から知っていたものの
たぶん自分が切符の本来意図である
ユーザターゲットだった時分には、
ネーミングに(無駄な)反発を
覚えていたような記憶があります。
金は無くても時間はタップリの若者から
どちらも無くした中年になったところで
あっさりン十年来の節を曲げたことになります。

「ビッグコミックオリジナル」連載中の
「テツぼん」18巻にこの切符を扱った話があり、
中年やリタイヤ組が使うことにも支障ないことを
保証してもらった気分になったのもきっかけです。

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テツぼん(wikipedia)

この切符についてネットであれこれ検索すると、
過去のパンフレットのキャッチフレーズには
「冒険」が使われているものもいくつか。
輪行およびサイクリングに合っている気がします。
時速40kmとか50kmの乗用車や大型車両の
すぐ横を生身むき出しの自転車で走ることを
冒険と呼ばずして何と呼ぶ。
(「自殺行為」くらいか・・)

そんなわけで、
ある日最寄り駅の緑の窓口で切符を買うと、
早朝の駅に輪行袋を抱え、
どや文句あるんかと
駅員にスタンプを押してもらい
帰りには見せるだけのフリーパス気分で
JR東日本を乗り回ることを始めたのでした。

この切符の夏季用の利用期間は
他の春期・冬期と比べると少し長く、
2ヶ月弱あります。
それでも社会人としては、
8回の週末と夏期休暇を可処分時間として、
5回分の走りたい場所と日程の割り振りを
考えなければなりません。
あとは用事や家族サービス、体調、
特に天候などに合わせて臨機応変です。

何よりコストパフォーマンス最適化を
ずいぶん考え込んでしまいました。
11,850円を5日分で割ると2,370円也。
1日分の利用料金がそれ以下ならば赤字で、
走る場所が何より問題である輪行組としては、
目的地の選定が悩ましい。
輪行そのもののマナー的制限というのも
ありますし。

輪行迷惑のニュースで「やっぱり」/輪行考1
先日のネットで、輪行が迷惑だ、 という内容のニュースが出回りました。 記事としては、再度マナーの徹底を、 と呼びかけた結論となっています。 ここ1、2年で 特に輪行の多くなった自分としても 肝に銘じるところです。 ...

そんな風に頭を悩ませた青春18きっぷは、
梅雨がわりの長雨の影響もあったりして、
使い終えたのは
利用期間のギリギリ最終日となりました。
思えば学生時代の夏休みの宿題はもとより、
自動車の普通免許も教習所の不登校なんぞして
仮免を通ったのが期限最終日だったのでした。
生れながらの劣等生と言うしかありません。

その最終日に輪行袋を抱えて
帰りの改札を出ると、
夏休みが終わった感がこみ上げてきました。
より正確に言うと、
夏休みの宿題を8月31日に終えた感。
どちらにしても義務教育を終えて以来の
久しぶりなのでした・・・。

さてその「夏休み」を終えて
冷静になった単純計算では、
この切符の利用により、半額とは言わずとも
6,7割の交通費に抑えられたようです。
もっとも各停の長時間乗車時間に加え、
コストパフォーマンス最大化の
試算に要したケチ時間を考えると、
いいオトナの時間活用としては
喜んでいいものか首を捻るところ。

いろいろ考えるとやっぱりこの切符、
かなり制限があり人を選ぶおトク切符です。
お客様は神様です的なサービスではなく
大会社が儲かって仕方ないから還元、それも
利益の余滴のそのまた水蒸気で涼むがよろし、
的な還元の印象を持ちました。
この切符の開始から30年余り経つようですし、
日本人口の年齢比率も変わったところで、
デフレ前提で、もっと社会人に優しい
チケット企画を望むところです。

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