続きです。
前回記事につけたタイトルのせいか、
ついに4番堤が見つからず。
「Mなび」でもかなり地味そうな4番堤なので、
仕方ありません。
自転車は先へ進みます。
下ってきた南アルプス街道沿いに
「御勅使川福祉公園」がありました。
坂を上ってきた折には
「御勅使川南公園」の標識を見ています。
調べてみると、御勅使川沿いに御勅使川福祉公園と
御勅使公園、御勅使南公園が連なっているのでした。
ややこしい。
ともあれ、御勅使川福祉公園方向に進みます。
少しでも御勅使川近くを進むことと、
公園であれば史跡案内も併設している可能性を
考えてのことです。
駐車場付きの大きな公園なのでした。
まず馬乗り場あり。季節限定のようでした。
その馬乗り場の向こう、御勅使川方向に
(おそらく)五番堤の埋もれた姿が
見え隠れしていました。
「Mなび」も四番堤で力尽きたか、
五番目が掲載されていませんが、
これも徒歩だと何かアプローチのすべが
あるのかもしれません。
予想通り「五番堤」の記述や「歴史解説板」
「治水砂防エリア」の文字が見えます。
遊歩道を進みます。
特に注意書きが無いので、
自転車に乗ったままですが徐行です。
左は乗馬ロードです。
シーズンじゃない時は自転車用、
という考えはどうでしょうか。
「歴史解説板」でしょうか。
何分おきかセンサーかわかりませんが、
近寄った時に不意に音声解説が始まったので
ビビりました。
川の流れを弱め誘導した末、
最後は岩にぶつけて鎮めるシステムの全貌です。
五番堤・将棋頭は信玄時代じゃない、の記述や
近代の「源堰堤」も加えられているなど、
500年がかりの施策とも言えます。
公園らしい風景の中を抜けて行きます。
御勅使川福祉公園を下流側に抜けました。
駐車場脇から御勅使上橋近くの河原に下ります。
橋をいくつかのサイクリスト集団が
走り抜けて行くのが見えました。
それを下から眺め、じっと手をみる。
(グローブを着けてます)
暴れ川のなれの果て。
500年の治水の成功と言えばそうなのですが。
成功しすぎじゃないでしょうか。
流れがほとんど見えません。
樹木も余裕で育っています。
御勅使上橋を通り、
周辺を流してみます。
流れはありませんが。(キリ)
続きます。