自転車王国オランダについて(過去セミナーから)

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ちょうど1年ほど前のセミナー聴講メモを
旧サイトから転載です。


おととい4月1日、
自転車活用研究会のセミナーを聴講してきました。
2016年度第1回自転車活用研究会
「自転車の死傷者を減らすための挑戦:自転車利用王国オランダの教訓」
です。

いずれ、動画がUPされると思われますので
詳細を書くことはいたしませんが
自分目線で面白かったポイントなんかを羅列してみます。

講演者はディベラ・トゥイスクさん(女性)。
配布された紙資料は講演者のキャリアの中で蓄積してきたと思われる
グローニンゲンやオランダ交通安全研究所(SWOV)のデータと
講演者のまとめや写真。

講演のポイントを分けると、以下の3つ。
① オランダの自転車走行のためのインフラ
② オランダの自転車走行のための教育
③ オランダの自転車への関わり方

①は、現在の自転車王国オランダが築かれるまで。
第二次大戦後に豊かになり、
車が増える中、多くの子供が事故に遭うようになった。
草の根運動から政治家も動かし、
1970年代にグローニンゲンで
車の流入に制限を設けることに成功。
現在、ヨーロッパに見られるような教会前広場は
1700年代の風景画と同じ景観を取り戻している。
ヨーロッパ的な趨勢として、
車に合わせたスピード感や
高コストなインフラや経済スタイルから、
低コスト・スピード制限の考え方へのシフトが見られる。
細かいところでは、
大型車用の後方確認用ミラーだとか、
同、大型車の下部に巻き込み防止の板(?)とか、
車の外部に付けるエアバッグ(自転車乗り保護用)等、
これらで事故がどれくらい減る、
という細かいパーセンテージの開設がありました。

(こういう場で、相手が外国の方で、
歴史的な背景を知らないと
なかなか説明できるほどの
実際感覚的な把握に至らないですね。
自分の限界の話ですが。
やっぱり語学はなんとかならないかなあ)

②国ではガイドラインを決めている程度。
各自治体がそれぞれのプログラムで
(民間から教育プログラムの売り込みがある)
大型車からの死角を把握するなど、
現実に即した教育内容となっている。

③については、家族で自転車に乗る写真や、
ビールスタンドになっている自転車、
お年寄りの女性が自転車に乗っている風景などの
紹介画面がありました。
日本だと男性の自転車は高齢者でも見かけますが、
女性の高齢者はほとんど見かけませんね。
体力か文化・インフラのどちらの違いなのでしょうか。

ほか、プログラム終了後、
どちらかというとライトユーザ・女性向けのご案内がありました。
「帽子」側からの安全へのアプローチとのこと。
「ヘッドガードフィット」です。

ヘッドガード(頭部保護帽)の紹介。キヨタ株式会社が開発製造を行った福祉用具ヘッドガード(頭部保護帽)をご紹介します。お客様の声をもとに形状・素材を選定して製造しております。

「衝突」ではなく「落下」した際の
頭部ダメージを避ける方に比重を置いているようです。
これについては自分も以前、
私見を書いたこともあり、
大いに我が意を得たり、の感です。

ヘルメットの使用経験談(1)安全重視編
事故に遭いました。 少し以前の話で、 前に書いた通りです。 当時、ヘルメットをかぶっていませんでした。 派手に吹っ飛んだ(主観)ものの、 不幸中の幸い、頭部へのダメージはなかったため、 ヘルメット有無の比較レポートと...

見た目を気にしてヘルメットを躊躇される方々向けには
刺さりが良いようで、
少ない女性参加者からも質問が飛んでました。


以上です。

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