同好の士も修理は修行中/パンク4

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ここまでの経験で
パンクには慣れた自覚は持てました。
が、
そこから一向にパンクが発生しません。
良いことだけれど、
来なければ来ないでせっかくの
経験・コツ・諸々が弛むのもどうか、
気になるところです。
なにしろテキは
いつやってくるかわかりませんから。

最後に、
自分が遭遇した他人のパンクの話です。

昨年の秋に奥多摩に行った時、
山をしばらく上った曲がり角の広場に
パンク修理らしくホイールを持って佇む
一人のサイクリストが目に入りました。
修理中であれば通り過ぎるだけなのですが、
なんとなく人を待つ雰囲気。
声を掛けてみると
自分より年長のベテランらしい人でした。
携帯ポンプを貸していただけないか、
チューブはあるのだけど
手持ち携帯ポンプに穴が空いていた、
とのこと。

自分のポンプを貸して待ちながら見ましたが、
フレームは知らないメーカー名、
ホイールは高級イタリアブランド。
おそらくかなりベテランらしく、
軽装でしたが、
彼には必要十分な装備なのでしょう。

ベテランはさぞ作業が早かろうと
内心興味津々でしたが
ジロジロ見るのも失礼なので
スマホ見ながらチラチラ見。

ところが、
アレ? おかしいな、
とか呟き、しばらくして、
ごめんなさい。パンクしたチューブの方を
間違って入れ直してしまったみたい、と。
サイクリストは本質的に先へ急ぐよう
義務づけられたような存在ですから
上る途中の相手を慮って慌てられたのでしょう。

ベテランでもそんなトラブルには見舞われる、
ということを知りました。

装備はゼッタイではない、
而してなお、装備のチェックは必須です。
勉強になりました。

そしてもうひとつ。
自分が困っていそうなサイクリストを見て
止まった理由です。

ロードバイクに移行して間もない頃、
多摩湖へ行きました。
そして帰りに公園から出る際、
「自転車は降りて通行してください」的な柵、
(ああ写真が無い。今度用意します)
あれを自転車に乗ったまま通ろうとして、
柵にペダルが引っかかり、
慣れきっていないビンディングも手伝い、
もがきながら、みっともなくすっ転びました。
転んだ姿勢からビンディングがうまく外れず、
ようやく立ち上がれた頃には、
近くにいたおっちゃんが助けに近寄ってたくらいでした。
そしてチェーンまで外れている・・・。

普段着のおっちゃん、実は手練れらしく、
こちらが困っているのを見て取って
「シフトでギアを落として
チェーンを入りやすくして云々」
とかなんとか説明をしてくれましたが、
余計わからない。
すみません乗り初めでわかりません、
と正直に言うと、
えー、とか、しょうがないなあ、と言いながらも、
素手でチェーンをスプロケットに
セットし直してくれました。
汚れた手をトイレで洗って出て来るおっちゃんを待って
礼を言って帰ってきたものの、
身元連絡先を聞いたわけでもなく
後から何かお礼をできるすべもありません。

これは今でも気に掛かっていることではあるものの、
いつからか、
自転車で困っている人が見たら手助けをすることで
おっちゃんに借りを返していくようにしよう、と
なんとなく心に決めて安心するようになりました。
だから、ポンプを貸したことで、
おっちゃんに少し借りを返せた、
という安堵感があったのです。

パンクはいつなんどきやってくるかもしれず、
そのときに装備や環境が足りるかどうかはわかりません。
だから、最後の最後には、
人助け。
よろしくお願いいたします。
(僕をタスケテ、も含め)

<今日のひとネタ>
その名もパパチャリ。
デイトナ。自転車ショップ、チムチムレーシング。
どれも寡聞にして知りませんでしたが、
バックグラウンドは凄いですね。
自分は子育て時期を過ぎてしまっていますが、
良さげです。

昨年11月に「ママチャリ」ではなく「パパチャリ」という新ジャンルを追った雑誌「デイトナ」。チムチムレーシングと我々、サイクルベースあさひがこの度、タッグを組みました!
イクリング・ブックのストア

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