貧脚のまま坂を上る方法(2)

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そしてチャレンジしたのは
サイクリストの指標のひとつ、
和田峠。
同じく2013年。

しかし和田峠はレベルが違いました。
高尾まで中央線を輪行、
ふもとまでは穏やかルート。
上り初めてすぐ、壁だ、と思いました。
まあ評判通りだっただけですが。

死んだフリ走法が通用しませんでした。
ニュートン力学でぬくぬくしていた死んだフリ走法が、
ギアチェンジして
相対性理論で圧倒的な脚力不足で
跳ね返されたような感じ。
重力に取り巻かれていて、
騙すなんてもんじゃない。

もちろん足をついたのは数知れず。
少しでも進まないかと歩いてみましたが、
歩く方が楽じゃなかったので、
進まなくても乗るしかない、というレベル。

ただ、理屈だけは間違っていない、
漕いでさえいれば、いつかたどり着く。
それだけを支えにひたすらペダルを踏みました。
(あと、激坂だけど距離だけはそんなに長くない、
って誰かがネットで書いていたので)
それでも誰にも抜かれないまま
頂上に達しました。
なんとなれば、
人が誰もいなかったから。

おそらくこのレベルだとチャレンジャーが少なく、
従ってベテランも絶対数が少ないと想像されます。
朝が早すぎたこともあります。
混まないので朝早く来る必要がない場所なのだな、
とひとり納得しました。

奥多摩だと上る人がたくさんいるので、
早く行って、早く帰るようにしています。

そうすると帰りの下りの途中、
列をなしてせっせと上ってくる連中を
眺められる時があります。
「蜘蛛の糸」のお釈迦様になった気分を
少し味わうことができます。
あるいは、「見ろ、人がゴミのようだ!」

閑話休題、さて頂上ですが。

開いていない茶屋らしいのとベンチ群がありますが、
景観は開けておらず、頂上感が薄い。
来るまでも見晴らしのよい場所はほとんどなく、
どちらかというと不気味とも言える景色。
人が少ないのはそれが理由かもしれません。

20140928072823

「和田峠」でアップされてる写真が
このタイプが多かったので、
これじゃよくわからない、と思ってましたが、
要するに撮るほどの景色がないということが
わかりました。

実にそぐわぬ苦労をして上ってきたので、
すぐに下りるのも惜しいのですが、
楽しくない景色も二度も見たくない気がしました。

ところが反対側に下りる道のゲートは
閉じられており、
道が荒れて危険であるため通行禁止の札。
考え込んでいると、
ようやくベテランらしいサイクリストが
上ってきました。
彼にとっては普通のトレーニングらしく、
一休みすると、
ゲートの脇からさっさと下って行きました。
自分もそれに倣って下り。

帰りにようやく少し開けた場所から
富士山が遠くみえましたが、
写真で見ると秘境みたいですね。

20140928074531

20140928074540

この景色を見ようと思うくらいに再び脚力が上がり
再び鼻が伸びるのはいつの日か。

<今日のひとネタ>
雪が降ると、寒さのギアがひとつ上がりますね。
暖かい冬のまま春に滑り込みたかったけど、甘かった。
南国で暖かさを味わいたいです。

南部ぽたぽた初心者向けサイクリング。 皆様のご参加お待ちしております。 日時   1月23日(土...
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