続きです。
奥多摩周遊道路を朝9時に通過となるよう、
自転車はまったりと進みます。
おかげで、これまで奥多摩を走って
気付かなかったものを見ることができました。
一見なんでもない橋・橘橋ですが。
なかなかの峡谷と、
カッコいい階段で降りられる崖です。
「江戸時代には幕府直轄の御普請橋」だったそうです。
以下、案内板の写真です。
おっっ、自転車ですね。
秋川渓谷沿いの道を進みます。
冬間近の早朝の色彩不足ですが、
ちょうど地形の面白さもあいまって、
写真の撮りまくりです。
スピードは上げられません。
おそらく奥多摩周遊道路のゲートが
上がっていないので。
スピードは上がりません。
上りと貧脚のハーモニーで。
しかし運動量は充分で寒くはありません。
「なぜ信号無視が起きるか?」という問題に対し、
「停まると再び走り出すにはパワーが要るから」
と、ある講演で喝破されるのを聞いたことがあります。
上りも同じで、
動き出すパワーが必要なので、
ついでに上りだけで精一杯なので
なかなか止まることができない、
というより止まりたくないです。
今回のようなまったりモードは
なかなか貴重な機会なのです。
陽があたらないとこの有様。
道は川沿いに大きくうねりますが、
本体のハンパないうねりがこちら。
相当な急流になる場所もあるらしく。
おそらくは橋脚崩壊で橋も流され、
再建の目途も立たないまま。
近隣住民が自前で板を渡して
橋がわりにしているらしく見えます。
板の上にはハシゴが見えるので、
対岸からやってくる人だけが
この橋を使えるようです。
きっと帰る時にはハシゴを上げて
要塞完成なのです。
「家なき少女」ペリーヌが
池の小島の小屋で暮らすエピソードなんかが
思い出されます。
傍目からで申し訳ないのですが、
楽しそうなのであります。
はて、こんなにまったりしていて
いいものでしょうか?
続きます。
<今日のひとネタ>
サイクリスト用の情報サイト「Cyclist」に
女性向けページオープンのお知らせです。
うう眩しい・・・。