野火止用水は平林寺の林に消えゆく

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続きです。

自転車を正門の裏側に、
鍵をかけたものの繋ぐこと能わず、
地球ロックならぬ重力ロックで
平林寺境内を気忙しく見物です。
早く戻りたい一心なのです。

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境内地図によると「放生池」の「弁天堂」です。
美しい光景なのですが正直、
「小公女」ペリーヌが祖父の村で一人暮らしをした
池だか沼の孤島はこんなだったのかな、
と思ってしまいました。

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さすがの野火止用水開削の祖の眠る地か。

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「平和観音」というコメントのしづらい観音です。

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そして「島原の乱供養塔」。
一瞬目が点になりましたが、
そこは歴史に造詣の深くない悲しさ。
伊豆守信綱が島原の乱を収めた
背景によるものでした。

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境内を流れる平林寺堀にやってきました。

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流れて、

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無いようでしたけど。

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信綱公一族の墓所に辿り着きました。

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おそらく「松平信綱夫妻の墓」。
ここらで自転車が気にかかり気もそぞろで。

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あと、一族多すぎです。

しかしなおも足を伸ばし、寺の奧へ。

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そうか開削による事故で亡くなった人々の
供養の塚かと一生懸命解釈しましたが、

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そうではないらしい。
何の塚だかよくわかりませんが、
書いた人もよくわかっていないことは
わかりました。

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考えて見ると、
あの程度の開削で死人を出すのは難しそうです。

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「業平塚」です。
またしても何のことやらわかりかねますが、
説明の作成者が「九十九塚」説明と
同じであることはよくわかりました。

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平林寺堀が林の中に消えていきます。

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小走りに自転車置き場に戻りながら
以下、撮影です。

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(樹齢五百年と書いてありました)

上の写真の中の「松平伊豆守信綱公墓誌」に
「平林寺を岩槻から移建」したとあり、
そのせいか境内ではなんとなく
あちこちちぐはぐな印象を受けました。
寺としての由緒成り立ちより
元・老中の菩提寺色が強いのでしょうか。
整然として広いのですが、
何か寺としての必然を欠いている感じです。
豪徳寺とちょっと近い気がしました。

豪徳寺では白猫のタンゴを踊る/世田谷4
続いています。 さあ世田谷城址を後に 豪徳寺を目指し、 再びロードバイクに跨が・・ いや到着してしまいました。 デカい寺のため、入り口はずっと先と 思い込んでいました。 あら着いちゃった感満載です。 ロードバ...

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無事だった自転車に跨がり、
入場窓口の女性に礼を言って、
帰途につきます。

寺周辺は分水が堀り巡らされており、
その他の分水の分水も
それぞれ地理と歴史背景の積み重ねに
興味が尽きないところです。
しかしながら、
こちらは伊豆守の墓に詣で
ここまでの用水の憑き物が落ちたようです。
それぞれの分水を見て廻るとしたら、
また別の機会に。

dscn2500

帰りには野火止小学校の脇を通りました。
転校少年だった自分は
社会科の地域ネタは
まるで興味無くスルーしてましたが、
野火止用水が教材としてどう使われているか
今ならば興味の湧くところです。
歴史と地理を身近に学ぶのに最適だと思われます。

一方で、
自分がこの辺りへの転校生だったら
校歌なんかも「野火止」が入っていて
「野火止野火止とウルサイ」
と反撥を抱いたかもしれません。

ブラウジングなどと
極楽トンボを決め込んでいるくらいが
自分にはいいのかもしれません。

野火止ブラウジング、終了です。

<今日のひとネタ>

天文ファンの方に。

三鷹・星と宇宙の日2016を2016年10月21日(金曜日)・22日(土曜日)に開催します。毎年この時期恒例となった国立天文台、アストロバイオロジーセンター、東京大学天文学教育研究センター、総合研究大学院大学天文科学専攻の特別公開イベント「三鷹・星と宇宙の日」。施設公開や講演会、観望会など、盛りだくさんの内容です。三鷹...

自転車で行きたいところです。

注意に曰く。

・当日は自転車とバイクの駐輪場があります。
自動車での来訪はご遠慮ください
・ペットを連れての来訪はご遠慮ください。
補助犬(盲導犬、介護犬等)は可能です。
・お体の不自由な方で自動車での来訪を希望される場合は、
お問い合わせください。別途対応させていただきます。

大変素敵な対応に思えます。
平林寺では犬の連れ込みと自転車が
並列で禁止されていましたが、
ひょっとしたら平林寺の方が
自転車を生き物に近く考えてくれている
かもしれません。

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