続きです。
秩父から自転車で走り始め、
山越え谷越え高崎に無事着いた勢いで
有名な「榛名ヒルクライム」コースに向け、
シャシャリ走りを始めてしまいました。
想定ルートはこちらです。
「榛名ヒルクライム」公式サイトの
ルートはこちらです。
「ハルヒル」スタート地点に向け
自転車は高崎市内を走ります。
左に烏川が拓いた平地を眺めつつ、
緩やかな坂を上ります。
こんな風である内に、
高度を少しでも稼いでおきたい気持ち・・・。
と思っていたら再び川面が近くなり、
ちょっとガッカリ。
コンビニ脇にはバイクスタンドを目撃。
榛名山ヒルクライムを抱えた土地柄では、
こうでなくてはならんでしょう。
烏川本流となる前の支流系の滑川を渡ります。
用水にでもに引き込むのか
上流から護岸伝いに取水をしている模様。
上流はと見ると、これまた立派な堰に魚道。
長野堰で見た高崎台地に水を供給する設備の
一つでしょう。
大森橋の手すりには魚道ユーザーである鮎の飾り。
川を渡ると大森神社。
レース参加者にとっては、
ハルヒルのイメージの一つになってる筈です。
大森神社の向かいには高崎市役所の
榛名支所の建物が見えます。
ハルヒル試走者用には
ヒルクライムの説明や注意をもらえるという
ネットの書き込みを見たことがあります。
ハルヒルスタートの時にはこの辺り一帯が
自転車で一杯となるのでしょう。
こちらもここからスタートと考え、
身が引き締まる思いです。
もっともレースとか計測とかではなく、
単に上りきれるかどうかのハナシです。
ネットであれこれ調べたり読んだりしたところ、
どうやらこれまでの経験にない
厳しい上りであるらしいもので。
広く見通しのよい上りの道が続き、
トラブルが出にくそうとか
救護の出入りがし易さそうなあたりも
大会が開かれる理由かなと考えました。
上りのキツさ、が言わずもがなの
本命の理由でしょうが、
そちらはまだ本格的には味わっていない、
とみた方が良さそうです。
しかし既にかなり脚にくる上りなのでした。
大会時にはこのあたり、
テントが設営されるの想像。
こちら都合では、今この瞬間、
ここに休憩所が欲しい気持ち。
カーブを終え、
正面に来たのがおそらく榛名山?
ひたすら天気の良い日なのでした。
もっと言うなら陽射しが強く、もの凄く暑い。
おかげでペットボトル内消費が激しい。
いくつか自販機ポイントはありましたが、
重量を増やしたくなくセーブの気味容量を
想定以上のスピードで消費してしまいます。
スピードが出るところが誤ってる感・・・。
お、水車ポイントです。
極小スペースながら水とコイの彩りが美しい。
魚道と並び、
ホイールつながりで撮影する水車スタンダード、
今回も必須にて例外ではありません。
TPOからか「交通安全」の幟付き。
ところでここだけ何故か、
背景の空が灰色である不思議・・・。
(前フリが発動です)
水車休憩から復帰して上り続けます。
「ハルヒル」の距離表示と
「ハルヒル試走者の皆さんへ」注意書きセット。
残念ながら(富士山と違い)斜度表示は無し。
悔しかったら斜度表示と、
できたらそのうち高度表示も頼む・・。
上りが本格化してくるところで、
自分の疲労もじわじわ明確になってきました。
秩父から高崎まで上りも含め50km程度、
調子に乗って勢いだけで上り始めましたが、
相手はなにせヒルクライムレースのコース、
暑さがどうもハンパない日でもあり、
開けた山でここまで木陰も少なく、
想像以上にキツい上りになりました。
続きます。