丸の内界隈に正月ガラガラを期待(1)日本晴れの日曜日の日章旗

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若者の草食化だとか、
車離れやモノ離れ、はては恋愛離れが
ネット記事で頻繁に見るようになって長い昨今です。

クリスマスもなんとなく
盛り上がりに欠けているように思ってていたら、
それをハロウィンと合わせて裏付ける
興味深い記事を見かけたりしました。

ここ数年「若者のクリスマス離れ」が顕著になっている、とするレポートが出ている。データ分析会社のホットリンクがまとめた。

これまでの一般的日本人の定番イベントというのも、
曲がり角に来ているということでしょうか。

自分としても青年期くらいまでは
親のチャンネル選択権だか家族の多数決だか
年末といえば紅白歌合戦と決まっていたものですが、
いつからか件の番組を見るのも話題として扱った記事も
忌避に近い状態になっていて、
見ないで済んでスッキリしているくらいです。

同じように今ではもう見なくなった往年の
数多の正月のバラエティでは、
芸人の浅草や神田あたりの正月レポートの
挿入が定番でした。
そんなレポートの中で、
人気のない東京駅と丸の内界隈、
という映像を何度か見た記憶があります。

そういう番組を親兄弟と一緒に見ていた時期の多くを、
転勤族一家の一員である自分は
福井県福井市のとある山裾で過ごしていました。
灰色の空から際限なく降る雪によって、
社宅の北側で日の入らない壁は
乾く間もなくしっとりと重く冷たく濡れ、
年中しきりとカビが出がちでした。
喘息持ちで呼吸器も弱い自分は、
そんな環境を恨めしく思っていました。

そういう中で見る日本晴れの東京の正月レポートは
羨ましいの一言に尽きました。
東京で大学に入り、
年末年始を実家に帰らなければいけなくなると、
その羨ましさはいっそうでした。

そしてそれにも増して、
普段人が行き交うオフィス街が無人であるさまです。
もぬけの殻の街を歩いてみたくて仕方ありませんでした。
そんなことを
東京から遠く離れた福井のじっとりした寒さの中で、
ぼんやりと思っていたものです。

大人になって田舎との縁が薄れ、
東京で正月を過ごせるようになってからは
雪のない乾燥した気候で
気分良く健康に過ごせるようになりましたが、
正月番組を見ることもなくなり、
その時期のオフィス街に行ってみたいという欲求も
薄れていました。
何よりそれを見るためだけに、
寒い中を電車に乗って出かけるのが億劫でした。

そうして長い年月を経た今年、
年末の怠惰と徒食で増長した腹を
引っ込ませる散走に丁度良い目的地として
ふと昔TVで見た丸の内オフィス街の正月を
思い出しました。
そこに至るルートは高度の変化も少なく、
散走に丁度良さげでもあります。

その界隈では、「パレスサイクリング」なる
毎日曜日に車道を通行止めにしたモデルコースが
一般に開放されているのです。

パレスサイクリング(wikipedia)

スポーツの秋。爽やかな秋晴れの日は、すがすがしい秋風を感じながらのサイクリングはいかですか。場所は、東京のど真ん中、皇居。毎週日曜限定で皇居内堀通りの一部を一般車両通行禁止としてサイクリングイベントが開催されています。その名も「パレスサイクリング」。丸の内の摩天楼を望む、広〜い車道を爽快に走ることのできるイベントです。...

今の自分には興味がありませんが、
数年前にはわざわざ
走りに出かけてみたこともあり、
なかなか気持ちが良いものです。
正月は開催されていないようですが、
今回それが目的ではないので問題ありません。

そんな訳で、
東京駅と丸の内界隈ガラガラの正月を
腹ごなしの見物に出かけた次第です。

続きます。

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