いつかは君を信じたいぜ「鍵」/バイクロック1

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昔、友人が学生寮に入っていて、
寮に持ち込まれるバイトのあれこれに
よく駆り出されていました。
そのうちのひとつに「自転車撤去」がありました。
それは割と長くやっていたはずで、
ということは、
それだけ違法駐輪が多かったのかもしれません。
場所は武蔵野市でしたが、
たぶん吉祥寺近辺だったでしょう。
昔は吉祥寺の街なかの駐輪が多かったイメージがあります。

ネットで見ると、
2007、2008年あたりにどうやら
市政が改善に力を入れたらしいです。
吉祥寺利用者としてはここ3、4年くらいで
その効果を目の当たりにしている気がします。
武蔵野市民ではないので、適当な感想ですが。

もとい、友人の話です。

学校も行かずバイトに時間を費やしていた友人は、
成果として自転車の鍵の開け方に精通することになりました。
たまに会って出歩くと
視線は自転車撤去のハンターのそれであるらしく、
「あの鍵ならすぐバラせる。5分かからないぜ」
「その辺ですぐ2、3台調達してやれるぜ」
学生のノリも手伝って、
その様な不穏当発言を連発しておりました。
あげく頼んでもそそのかしてもいないのに、
じゃあやってみせるぜ、と言って、
その辺の絶賛違法駐輪中の自転車にかがみこんで
しばらくがちゃがちゃやって、
あれ、これ、開かねえや、また今度ね、
とグループ魂の「君にジュースを買ってあげる」状態だったのは愛嬌でした。

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よく考えると、
撤去されるくらい長期にわたって違法駐輪をする自転車は
安いママチャリレベルであるはずで、
自ずと鍵も付属の安物に限られる、
(カギだけに、ププッ:おやじギャグ)
はずなのですが。

ともあれ、
誰に何を売り込んでるのかわからない友人のセールストークによって
自転車の鍵というとそれくらいチャチにして危ういもの、
というイメージがしっかりインプットされました。

おかげで、そこそこの費用を鍵に投入した現在でも、
鍵の効果は自転車をロックした瞬間から
分単位で減衰すると信じている、
と言って過言ではありません。
困るのはそれが実際そうであると証明されないことで、
証明されないことがベストであって、
証明された時には全てが意味を失うのですから
盲信は増幅の一途で
困ったものです。

信念妄念と化した友人謹製の鍵イメージは
自転車を離れる自分に、
効果が大きいうちに自転車の置き場所への帰還を、と
盲目的に急かせるのです。
そして若いまま自分の前から行方不明となった友人は、
手塚治虫かなんかのアニメで見たような
悪の化身のような大きく黒い影で
鍵のアンチテーゼと化しています。
自分はこれと戦って鍵への信頼を回復し
明るいサイクリング・ライフを
満喫しなければならないのです。

とこんなマンガチックな図式で、
自分の信ずるに足る自転車の鍵探しの遍歴を
書いてみましょう。
・・・長い前置きだった。

ちなみに今回のタイトルは、
「KANA-BOON」の「talking」のフレーズの雰囲気借用。
2015秋アニメの森博嗣原作「すべてがFになる」の
オープニングでした。

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続きます。

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