分水樋見物ミステリー風(7)皆を集めてさてと言い

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続きです。

二ヶ領用水が暗渠化した道を
自転車は走っています。

二ヶ領用水(宿河原線)

歩道にコンクリートブロック蓋、
車道とは微妙な高さの違いが見えます。

二ヶ領用水(宿河原線)

二ヶ領用水(宿河原線)

二ヶ領用水(宿河原線)

二ヶ領用水(宿河原線)

開渠となりました。

二ヶ領用水(宿河原線)

再び姿を現した二ヶ領用水(宿河原線)です。

実は東名高速道路の下を潜る少し前、
二ヶ領用水は分岐しているのです。
正確に言うと、
自分は上流に遡っている途中なので
川が合流しているのです。
二ヶ領用水の上河原線と宿河原線が。
合流点付近に適当な道がなく、
残念なことに現場を目撃できませんでしたが。

ミステリーはついに
「名探偵 皆を集めて さてと言い」
の部分にやってきました。

実は二ヶ領用水は往路にて
多摩川サイクリングロードを下りながら見た・・

上河原堰

上河原堰とそこから取水される上河原線と、

宿河原堰

宿河原堰とそこから取水される宿河原線の
二つが存在していたのです。
昭和の探偵小説みたいです。

そもそもなぜ堰と取水地点が二つ存在したか。

そこは金田一耕助が最後の解決の前に
現場(の島なんか)を離れて
裏付けの証拠集めにでかけるパターンです。
(で、その間に最後の殺人が起きてしまう、と)
そんな風に見つけた、
全貌が記された国土交通省の文書がこちらです。

そこには長い歴史の時系列と背景が記され、
マトモに理解しようとすると
上掲ドキュメントを長々読み、
用語検索を繰り返さなくてはならないのです。
簡単に出現語句を並べただけでも、
江戸時代、開削、荒廃・洪水、
政府を後ろ盾の東京市と神奈川との政治的綱引き、
工業化、ダムの建設、利権、
戦前・戦後、挙げ句の果ては洪水と堰の爆破、
ときたもんです。
その背景の長いドロドロ感が、
ものすごく横溝正史ミステリーの
事件発生に至るの世代を経た背景設定っぽい。

久地円筒分水の見物に始まり、
多摩川と二ヶ領用水をミステリー風に見立ててきましたが
正直、半日サイクリングで走ったブラウジング程度で
二ヶ領用水の歴史は網羅できるところでは
ありませんでした。

二ヶ領用水(宿河原線)

昔のキビシイ役目を終え、
二ヶ領用水は整備された景観を市民に提供しています。
余所者サイクリストにも。

二ヶ領用水(宿河原線)

二ヶ領用水(宿河原線)

二ヶ領用水(宿河原線)

残念なことに自転車には行き止まりもあり。

二ヶ領用水(宿河原線)

あと1ヶ月もすれば桜が綺麗でしょう。

二ヶ領用水(宿河原線)

二ヶ領用水・舟島人道橋

二ヶ領用水(宿河原線)沿いの道が少し上りになり、

二ヶ領用水・舟島人道橋

「舟島人道橋」と多摩川土手に出ます。
その向こうには往路で見て回った
「二ヶ領宿河原堰」「二ケ領せせらぎ館」があるのです。
取水地点まで戻ってきました。

二ケ領せせらぎ館

分水樋見物ミステリー風(3)ホイールとストーリーが回り始め
続きです。 自転車は多摩川サイクリングロード川崎側を、 二ヶ領宿河原堰に至っています。 (振り返って撮影) 取水の引き込み口を サイクリングロードが迂回しています。 河川敷に降りてみます。...

二ケ領用水

二ヶ領用水(宿河原線)を舟島人道橋から眺め、
現場を離れます。
ポアロおじさんのやさしい心遣い入りの解決のあと、
屋敷から三々五々旅立っていく登場人物たちのように。

二ヶ領用水のブラウジング(だけ)、終了です。

・・・ところで
これだけドラマチックな歴史を持つ二ヶ領用水が、
玉川上水ほどのネームバリューをもっていない件の
おさらいです。
昨年末は大河ドラマ「真田丸」がヒットしたおかげで、
次の「井伊直虎」までクローズアップされたもんですが。
文字通り「大河」を扱った大河ドラマなんて如何でしょう。
出丸一つで一年引っ張ったんですから
「二ヶ領用水」「河原堰」「久地円筒分水」で
規模も歴史スケールもそう負けちゃあいない筈です。
あとは著名文化人の入水もとい
何か派手派手なパフォーマンス待ちなのです。

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