弘法大師のお伊勢宮と信玄開発の温泉推し/雁坂みち6

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続きです。

秩父往還にして雁坂みちの長めのトンネルを避け、
自転車は側道を進みます。

雁坂みち風景・笛吹川

国道140号にずっと沿っていながら少し遠く、
地形や林や人家の向こうに「ある」としか
認識できなかった笛吹川が
たちまち目に入ります。

雁坂みち風景・笛吹川

沿道には古の安全祈願・馬頭観音。
トンネルが無かった頃には、
こちらが本道だったのでしょう。

雁坂みち風景・笛吹の湯

近所の集落から集ってくると想像される
「笛吹の湯」温泉施設。

雁坂みち風景・笛吹の湯

国道でバス停は見かけていましたが、
どこをどう巡回しているのか、
バス会社が増えています。

雁坂みち風景・笛吹川

渓谷にかかる橋をいくつか過ぎると、

雁坂みち風景・笛吹川

避けてきたトンネルの出口が目に入り、

雁坂みち風景・笛吹川

あっさり国道140号に復帰です。

雁坂みち風景・笛吹川

雁坂みち風景・笛吹川

雁坂みち風景・笛吹川

雁坂みち風景・笛吹川

しばらく渓谷と橋の風景でした。

雁坂みち風景・三富温泉

これも沿道「三富温泉」の温泉旅館。

雁坂みち風景・三富温泉

ロビーに見えるのは地元の野生動物の剥製か。
右下の奴はそうは思えませんが。

雁坂みち風景・笛吹川

次第に上りが本格的になってきて、

雁坂みち風景・笛吹川

笛吹川との高度差が開いてきました。

雁坂みち風景

雁坂みち風景

川浦温泉はまたも「信玄公」開発の名湯。
「雁坂みち旅人の湯」でフィーチャーされるのは
いつになるでしょうか。

雁坂みち風景

次第に高度を上げていく雁坂みちと
高さによって離れていく笛吹川。
その渓谷に延びる古くかららしい集落を
見下ろしながら走ります。
この高低差を「釜」と言うらしいと知るのは
この後のことです。

雁坂みち風景

途中の集落で見た山梨の有形文化財
「西川家住宅」は元は茅葺き、
現在は亜鉛引鉄板葺となっていました。
茅葺きのままがコレということでしょう。
この高度差を下りて行って
詳細を見物する気にはなれませんでしたが。

雁坂みち風景・猿横断

サルがいる警告。横断するんでしょうか。
可愛い・・・。
まだ麓と言っていい頃に見かけた猿は、
こんなノンビリした様子もなく、
カメラを向けるとたちまち木々の向こうに
消えてしまったもんでしたが。

雁坂みち風景

先に言及した「釜」を冠した橋もあり。

雁坂みち風景・お伊勢宮

ようやく史跡らしきものを目にしますが、
秩父往還にして雁坂みちにして
「お伊勢宮」とは是れ如何に?

雁坂みち風景・お伊勢宮

雁坂みち風景・お伊勢宮

弘法大師が岩盤に己を刻んで残し、
それにちなんで旅行者が石仏を奉納したため
石仏たくさんあります、ということらしい。

面白いのは、「石仏に(中略)
遠く埼玉県大滝村辺の人々の名前が刻まれている」
という文言。
かの大滝村ですが紛れもない
秩父往還の途中の村であるので、
交易で行き交っていた古であれば、
取りあげるほど遠くも珍しくもなかった筈です。
秩父往還も雁坂みちもその歴史的意味も
山梨東北部と埼玉・秩父の近しさも
全て忘れ去られて初めて書き得る
最近の文章に思えます。

大滝村_埼玉県(wikipedia)

そしてそう言いつつ、かの大滝村、
自分も三峯神社行きの際に立ち寄ったことを
立派に忘れ去っていたのでした・・・。

秩父往還の色は冬から秋へ移りにけりな/三峯神社9
続きです。 ダウンヒルにほど遠いスローペースで だんだんと三峯山を下ると、 寒さは徐々に収まり、 景色にも色彩の豊かさが戻ってきました。 往路では素通りした道の駅「大滝温泉」で 一息。 道の...

図らずも歴史の忘却の起こりやすさを
自分の頭でまず証明してしまいました。

雁坂みち風景・お伊勢宮

雁坂みち風景・お伊勢宮

雁坂みち風景・お伊勢宮

夏草や兵どもが夢のあと・・・。
人の記憶が儚い。
特に自分の記憶が。

続きます。

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