地層大切断面うごめく/伊豆大島12

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続きです。

「地層大切断面」は自分にとって
伊豆大島の真打ちなのでした。

大島一周道路・地層大切断面

真打ち登場、いや真打ちの御前に
自分と自転車ついに登場。

地層大切断面(伊豆大島ジオパーク・データミュージアム)

大島一周道路・地層大切断面

「この先に車を止めるスペース有」の案内。
すると大島を左側を南下する人が多い、
ということなのでしょうか。

大島一周道路・地層大切断面

よそ見をしっぱなしで走るので、
危険を避け、ここは歩道をのんびり徐行です。
車もさほど通らないのですが。
歩道は大島を走り始めてから相変わらずの
きれいさ滑らかさで、
下を見なくても凹みなんかでコケる怖れ無し。

大島一周道路・地層大切断面

大島一周道路・地層大切断面

写真および撮影スキルにより、いつも通り
本物の迫力を伝えきれないのが残念なところ。

大島一周道路・地層大切断面

大学で取っていた考古学の講義を思い出しました。
遺物の保存についてが講義のテーマでした。
我がソコソコ大学に講義に来ていた
見るからに頭の回転が良さげな東大出身の助教授は
受講者に問題を出す度に
東大の生徒の正解率と比較するのでした。

その中で出された問題をひとつ。
こういう古代地層の保存展示にあたって、
接着剤のついたビニールを地層に貼り付けて
写し取るという採取方法があるのです。
さてこの方法にはひとつ問題があり、
その問題点とは何でしょうか?
ニヤニヤ。
あの時のソコソコ大学の受講者に向けられた
助教授の笑みを思い出します。
答えは最後に。

大島一周道路・地層大切断面

地層、躍動しています。
マンガの流線・効果線のリアル版です。
この島でうごめいているのは、
動物ばかりではなく島そのものなのでした。
まあ火山島なんですし。

大島一周道路・地層大切断面

道路のアップダウン、左右のカーブと
断崖の地層のうねりとのコラボレーションです。
その中をホイールが軽やかに回ります。

大島一周道路風景

断崖の反対側はジャングルと海。

大島一周道路・地層大切断面

大島一周道路・地層大切断面

大島一周道路・地層大切断面

大島一周道路・地層大切断面

過去1万5千年以上の間の、
100~200年ごとの層で100層ほどあるらしい。
割り算すると計算が合います。

大島一周道路・地層大切断面

大島一周道路・地層大切断面

最近世間で一瞬話題になりましたが、
学芸員の資格を持つ身としては
どの地層がどのあたりの年代なのか
これを見ただけでわからないのが不満です。
年代の解説入りポールを立てるとか
ビニール製の布を上から垂らすとか。
観光地観光地しない主義なのかもしれませんが。

「ジオパーク」に認定されるのは大変、
というイメージですが、
説明とか案内の充実は
審査の範疇ではないのか・・。

おそらく「伊豆大島火山博物館」あたりに
集約されているのかもしれません。
博物館にも動物園の行動展示のような
取り組みを期待したいところです。
何より安全な駐輪場と。

火山博物館(伊豆大島ジオパーク・データミュージアム)

大島一周道路・地層大切断面

大島一周道路・地層大切断面

断層の反対側・南方の海に向いて、
パノラマガイドがありました。
左側には三宅島、
右側に新島、神津島、利島その他・・・。
全く一つとして見えないのでした。

大島一周道路・地層大切断面

大島一周道路・地層大切断面

大島一周道路・地層大切断面

大島一周道路・地層大切断面

断層面の端が駐車スペースになっていました。
駐輪の案内および施設は無し。
走って楽しいポイントなので
残念ですが仕方がありません。

地図で見ると近くにバス停あり。
観光ルートとしては、
こちらからスタートなのでしょう。

★★★★☆ · バス会社 · 野増

さて助教授の答えですが。
貼り付けて地層の表面を粘着力で削り取るので、
粘着した方を展示しようとすると
本物とは向きの左右が逆になってしまうのでした。
東大生が何人正解したのだったかは憶えなし。
こちらのソコソコ大学生には正解者無し。
自分も含め。

写し取るビニールシートを透明なものにして
そちらを展示面にすればよいのでは?
とも後から思いましたが、
遺物の厚みとか何かいろいろあるのでしょう。

「地層大切断面」は博物館を自転車で
走り抜けるが如きの壮大なパノラマでした。

大島一周道路も3/5くらい。
終わりが見えてきました。

しかしてまだ続きます。

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