富士山有料道路の終点・五合目に見たものは/富士山8

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続きです。

「五合目入口」という文字を見て、
気分だけはもう到着したかのよう。

花を踏んでは同じく惜しむ少年の春

もっとも惜しむ必要は少しもなし。
ちっとも五合目らしい光景に辿り着かないまま、
道は続くのでした。

富士スバルライン風景

待ち望んだ平坦(に近い)場所もありました。
そしてこれも予想通り・・、

富士スバルライン風景

まだ坂があるのでした。
五合目のヤツなかなか気を持たせやがって・・。

などと脚ではなくヨタを飛ばしていると、
最後に斜度が上がる地点で
ついに足が攣りました。
なにしろ上り上った末の獲得標高は、
おそらく自分史上最高の1,400m。
立ち止まり一度降車して
足踏みや太ももを揉む殴るして
なんとか脚を伸ばします。

こんどこそ本当にヨタヨタと
補助的に五合目駐車場に使われているらしい坂を
這うようにして上ります。
停まったバスをかすめるようにして通過。
出発せんばかりの車両もありますが、
もういちいち避けてる余裕無し。

富士スバルライン風景・五合目

そしてとうとう五合目らしい風景に至ります。

富士山五合目風景

そこはもういきなりの観光地なのでした。
風景の堪能も到達の感激も余地もなく、
呼吸と脚の攣りを抑えつけ、
平気なカオを作って自転車を転がします。
一漕ぎでスルスルと進む車道は紛れもなく
富士スバルライン24kmぶりの平坦、
富士急行線・富士山駅からならば30余kmぶりの
平坦なのでした。

富士山五合目風景

富士山五合目風景

五合目広場をざっと見渡すと
目に入る自転車乗りは5、6名。
皆きっちりジャージとレーパンのサイクリストで、
街乗りスタイルでリュックなんて輩は自分だけ。
そこは逆にちょっと得意になってしまいました。

立川談志が参議院議員になったのは、
高座があるって言って国会を休みたかったため、
というのが真相だったらしい。
そんな談志師匠には及びもせぬものの。
ちいと邪魔な坂があったんで上って
高ぇなと思ったら富士って山だったらしいぜ、
などと吹いてみたいと、こちらは思う者です。
喉元(脚)過ぎて熱さ(攣り)を忘れています。

富士山五合目風景

現地は予想通り外国人観光客が多数。
(たぶん)中国人がまず多く、韓国人、
東南アジアのどこか、
そして白人がちらほらといった配分。

実は過去に中学時代の修学旅行で、
他ならぬバスでこの五合目に
やって来たことがあるのでした。
麓や道中はおろか
この五合目さえもまるで記憶になし。
というより、おそらく
埋もれた記憶を引っ張り上げるフックとなる
記憶と一致した風景が
一つも残っていないのだろうと解釈しました。

富士山五合目風景

「富士山有料道路 終点」の標柱。
行程の締めとして、とても満足できました。

江戸川サイクリングロードをイッキ下りの折は、
距離表示の標柱が最後に見あたらなくなり
イマイチだったことを思い出します。

うみのあをにも染まずただよふ/江戸川サイクリングロード13
続きです。 下流へ下っている筈ながら その恩恵を打ち消して余りある逆風が続きます。 ハンドルのコントロールを取られるほど 強烈ではないところがまたなんとも言えません。 いい景色なのですが、 もう海が現れて...

富士山五合目風景

富士山五合目風景

どこも観光客と登山客だらけです。

富士山五合目風景

「富士急雲上閣」は、
観光客だらけで近寄る気になれず。

世界遺産「富士山」スバルライン五合目 富士急雲上閣【公式サイト】。

富士山五合目風景

その上には富士山の頭頂部。(があるらしい)

富士山五合目風景

ツアーの登山客がゾロゾロと移動します。

富士山五合目風景

富士山五合目風景

雲海と言ってよいでしょう。

雲海(wikipedia)

富士山五合目風景

ごく狭い範囲で周囲を見回っているうち、
雲が晴れ富士山らしい富士山が望めました。
観光客があちこちで写真を撮り始めます。
自分も右へならえでパチリ。

富士山五合目風景・ソフトクリーム

雲上閣の下にある売店で買ったソフトクリームは
美味しく、量もたっぷりでした。
上のバニラの白と下部のブルーで
富士山を模しているらしい。

ソフトにかぶりついている自転車乗りに目を留め、
おっ、てな様子で売店に寄って来た
白人サイクリストと目顔で挨拶。

見るもの見て食べるもの食べたので、
もうあとは帰るだけ・・。
もうトラブルはないかとないかと思いきや。

続きます。

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