彼らが見たかったものは/甲府へ撤退9

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続きです。

はるか以前に江戸城半蔵門を出でしより
切れ切れに走ること延べ130km、
自転車は甲府城にして舞鶴城に到着しています。

甲府城風景

獲得した賞品を手に取りためつすがめつ見るように
城の周りをウロウロ逍遙です。
この機動力は徒歩にはないところ、
城見物には有効です。

甲府城風景

甲府城風景

正門の脇にある庄城稲荷大明神は甲斐源氏の祖
一条次郎忠頼以来の800年モノだそうです。
ただし消失・移築後のお姿。

甲府城風景

甲府城風景

橋の注意書きには
「車両乗入れ禁止
自転車・バイクは
おりて通行してください」
嬉しいことに我が馬、我が犬にして
共に甲州街道を落ち延びてきた我が友・自転車と
一緒に甲府城入場です。

甲府城風景

橋を渡ると芝生敷のだだっ広い「稲荷曲輪」。

曲輪(wikipedia)

甲府城風景・案内

甲府城風景・案内

さて天守台を目指そうというところですが。
左手の案内所や手洗い施設付近に
自転車を止める程度のスペースはあるものの
特に駐輪場は無し。
適当なポールなんぞも見当たらず。
植え込みに張られたロープと木杭はありますが、
お高価いロードバイクを繋ぐにはイマイチ。
だだっ広い曲輪を自転車を引いてしばしウロウロ。
ここに至ってかなりの困惑です。
見える限り本丸は残っていないので、
無事に入城できたところで良しとしようか、
くらいに考えました。

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甲陽鎮撫隊としての使命を果たせず
散り散りになった彼らの代わりに
入城を果たさねばという思いもありました。
・・10%くらい。
残りの90%は笹子峠越えの意地と
ナントカと煙は高いとこが好きという格言のソレです。
後者ではないことは確実ですが、
前者は定かでは無し。

甲府城風景

天守に向かう斜路の柵に自転車をなんとかロックして
徒歩で天守台に向かいます。

甲府城風景

城の定番、天守への曲がりくねった通路。

甲府城風景

甲府城風景

広い天守台敷地。
何しろ天守が無いもので。

甲府城風景

本丸のあちこちに残る石垣の上に
登っては降り、登っては降り。

甲府城風景

全ては新選組隊士らが見るつもりでいた景色を
見んがため。

甲府城風景

甲府城風景

以下しばらく、
まるで四方から攻め寄る官軍の動向を
鉄砲抱え走り回って見て回るが如し。

甲府城風景

城の南。
定番のパノラマガイドが素敵です。

甲府城風景

甲府盆地とそれを囲む山並み、
その上に懸かる雲の向こうに富士山が見えました。

甲府城風景

足元。

甲府城風景

城の東。

甲府城風景

足下。

甲府城風景

城の北。

甲府城風景

足元。

甲府城風景

観光客が群がる中の無人の瞬間を撮影。
(案内書きを撮影し損ね・・)

甲府城風景

以上、文字通り怒濤の駆け足で見て回ったのは
江戸から落ち延びてきた原因たる
敵の動向を見張る臨場感のため、
それとも甲陽鎮撫隊として
官軍の包囲に対処する現場感のため。

・・嘘です。
ロックした自転車が心配だっただけでした。

甲府城風景

ともあれ、以上
江戸城を落ち延びてきた末、
無事に甲府城に入城を果たした顛末なのでした。

オマケが続きます。

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