秩父往還にて日本武尊の天啓を待つ/三峯神社1

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「往還」なる語を知ったのは学生時代、
シバレンこと柴田錬三郎の
「眠狂四郎」シリーズの読書中でした。
往還とはなんぞやと辞書(!)を
引っ張り出して調べた憶えがあります。
まあ早い話、街道のことだったのですが。
ことに「街道」に注意が向き始めた最近、

甲州街道はもう秋なのだ(1)ああ川の流れたどったように
東京にやってきたン十年前、 兄と一緒に三鷹の北口に住みつきました。 入学後の新歓コンパなんかで頻出の質問に 「どこ住んでるの? 三鷹? ああ甲州街道の近く?」 というのがありました。 甲州街道とはそもそもなんぞやから始まり 地...

「秩父往還」として往還の語が
地名として使われていることを知りました。

秩父往還道(wikipedia)

これは行って見なくては、
と勢い込んで調べると
なんのことはない、
これまで数度の秩父訪問で既に
それと知らず何度も「秩父往還」を
自転車で走っていたのでした。

しかし慣れて飽き気味であった甲州街道に
昔の甲州古道を探したように

甲州街道はもう秋なのだ(1)ああ川の流れたどったように
東京にやってきたン十年前、 兄と一緒に三鷹の北口に住みつきました。 入学後の新歓コンパなんかで頻出の質問に 「どこ住んでるの? 三鷹? ああ甲州街道の近く?」 というのがありました。 甲州街道とはそもそもなんぞやから始まり 地...

秩父の古い道を辿るのも悪くありません。
しかも時期を過ぎかけとはいえ紅葉付き、
まだ秩父の紅葉を見ていないのです。
そして箱根路の不完全燃焼の解消に。
11月の東京に54年ぶりに雪の降った週末、
早朝に秩父へと向かいました。

西武線新宿線・池袋線、そして西武秩父線で
西武秩父まで輪行としました。
車窓から見る景色が
雪混じりになったと思っていたら、
田畑が広がりだすとたちまち
真っ白な雪景色になってしまいました。
冬枯れの秩父往還は
あまり面白くなさそうです。
車道も凍っていて危険かもしれません。

逡巡を体現するかの如く
乗り過ごしと余計な乗り換えで、
ホームで接続待ちの立ちん坊をしたりして
すっかり体が冷えてしまいました。
かなり気が向かない方向に行っています。

所沢から急行に乗り換えると、
横瀬駅からは
先頭から4両が長瀞方面行き、
後方4両が西武秩父・三峰口に向かう、
と社内アナウンスがありました。

「三峰口」?
「秩父と言ったら三峯神社」の?

旧大滝村、埼玉県秩父市三峰にある三峯神社は奥秩父三峰山山頂、標高1102mに鎮座しています。秩父三大神社のひとつとして数えられ、ヤマトタケル伝説やお犬様信仰など伝説が数多く残っています。境内には社殿や本殿、宿泊施設、日帰り入浴施設、喫茶店などがある。

スマホで調べて見ると、
三峯神社まで行くなら
途中まで秩父往還も走れるし
何より温くなった尻を落ち着けたまま
最寄りの駅まで行けるのは
これを天啓と呼ばずしてなんと呼ぶ。
乗り過ごしも体の冷えも
日頃さっきから信心する日本武尊の
お導きであったかと
雷に打たれたかの如き
54年ぶりの11月の東京積雪に遭ったかの如き
衝撃を受けました。

そういった次第で急遽、
秩父往還を走り三峯神社に
参拝することになりました。

さて目標変更は良いとして、
飯能から西武池袋線に乗り入れに際し
列車の進行方向が逆に変わりました。
乗っていた車両は今や先頭になっており、
まさかこの天啓を乗っけたまま
長瀞行ってしまうんかいと
行き先が分岐する横瀬駅の手前で
アナウンスに注意していると
先頭4両が西武秩父・三峰口
後方4両が長瀞方面行
とアナウンスも逆に変わっていました。
デカいバックパックの登山スタイルの客が
乗り合わせているので、
まさか長瀞方面行きではないとは
思いましたが。

西武秩父線車窓

(車窓から撮影)

夏以来に車窓から見る武甲山には
雪の横ジワができていて
難しいカオをしていました。

続きます。

<今日のひとネタ>

そろそろクリスマスの華やかなイルミネーションが
駅前あたりに美しい季節となりました。

自転車もイルミネーション、
いかがでしょう。
目立つのが苦手な人は、
自転車通勤の同僚のホイールに
こっそり仕掛けておくなんてどうでしょう。
マウスの裏側センサーに
テープを貼っておくなんてイタズラはもう古い。
緩く帰途についたところ派手派手に目立ってしまい
泡を食って疾走する友人を撮影なんてできたら
最高のパーティネタになるんじゃないでしょうか。

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