とある博物館の駐輪場にて(2)昭和?な社会の縮図を見る

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続きです。

まず事前の駐輪場チェックではどうだったか、です。

川縁の広い土地を活用した複合施設で、
駐車場はかなり広く、
それは駐輪場も同じです。
ただ問題は、数カ所ある駐輪場なりスペースは
どれも対象が自立スタンド付自転車で、
ロードバイクやスポーツ車用のスタンドなんかは無い。
家族連れ対応としてはごく自然ではありますが。
ひとつの駐輪場は腰くらいの石垣に四方を囲まれており、
ロックできるフェンスも無い。
石垣の上は植え込みが前面に一杯で
その奥が樹木となっていて
自転車を置ける余地が見当たりません。
かなり攻略のハードル高し。

周辺の駐車場だか空き地だかを廻って、
博物館入り口からかなり離れているものの
フェンスがあり自転車も数台停めてある場所に
ようやく目を付け、
そこにロックすることに決めました。

そして休日の昼近く、
多摩川サイクリングロードを遡上し、
いざ想定の駐輪場所へ。
休日の昼とて車も客も多い。
目指した駐輪スペースの前には
休日対応なのか駐車場の係員のおじさんがいて、
自転車はあっちに駐輪場があるから、
と誘導しようとします。
「いや駐輪場は知ってるけど
ロックする場所がなくて。
コレ盗まれると困るんだけど」
「向こうは係員がいるから大丈夫だから」
「いやロックする場所ないから、
そこの自転車が停めてあるフェンスを
使わせてもらえないすか」
「あそこはここのスタッフの駐輪場所だから。
向こうは係員が見るから大丈夫だから」
押し問答になるのを避け、
やむなくロック場所が無いことがわかってる駐輪場へ。

『係員がいる』駐輪場では、そこの係員(おじさん)が
「その辺に停めてもらえば見てますよ」
「スタンド無いしロックしたいんです」
「あー・・(見回しロックできるもの無し)、
大丈夫ですよ、見てますから」
「いやどこかにロックしたいんですけど」
しばらく問答繰り返し。
「じゃ特別にそこの裏いいですよ」
スタッフ小屋(1名タイプ)の裏を指します。
「ありがとうございます」
指定されたスタッフ小屋の後ろにして石垣の隅には
古びたバス停みたいな立て看板あり。
(隅過ぎてロックし難い。どうしようか・・)

そこへベテランスタッフ(おじさん)登場。
「そんなところに停めさせてはイカン」
ヒラスタッフのおじさんが経緯説明するも、
「あなたがずっと見ていられる訳ないだろう。
そんなことを勝手に引き受けてはイカン。
言われてないことをするんじゃあない。」
とまくし立て、自分に向かっては
「皆が停めているところに停めて。」で終了。
(以下、ベテランがヒラスタッフを説教の図)
しばらくそこをうろつくも、
ロックするところが無い事実はもちろん変化無し。

やむなくそこを出て自転車を徐行させると、
博物館の端にもうひとつ駐輪場があるのが
目につきました。
(知っていたけど却下していました)

fuchu-churin2
こちらも高くのっぺりしたコンクリート塀に囲まれて
ロック場所なし。
取り付く島も無いとはまさにこのことか。
最後には仕方なく石造りの駐輪スタンドに
ダウンチューブで無理矢理ロックしましたが、
チェーンステーあたりにキズが入りました。
石造りのスタンド、コスパが悪過ぎな気がして
意図がわからない・・・。

fuchu-churin3

(トップチューブに目につくようにかけた
どこにも繋がっていないU字ロックが泣ける・・)

最初の駐輪スペースのおじさんの拒否り方も、
ベテランの偉そうな態度と考え方、命令の仕方、
どれもいい感じがしませんでした。
リタイヤ前に鍛えられたサラリーマン社会の
段取りとヒエラルキーをそのまま中高年バイトだか
ボランティアだかに持ち込んでいるように思えました。
自分もエクストラな事態への対処する権限や
責任範囲といったことの難しさ、煩わしさは
首肯せざるを得ません。
登場人物たちの年齢から、「昭和的」と
括ってオシマイにしたい気分ではありますが、
起きている事実への対応を原理原則に当てはめ、
結果として無きものにするやり方は
日頃の勤めでも目にしているところなのです。
それだけにゲンナリでした。
こういうニーズがあった、ということが、
もっと上の運営サイドに吸い上げるシステムが
あるのかどうか。
何せ慣れ過ぎの多摩川サイクリングロード沿いなので、
時折立ち寄ってしばらく様子を見てみたいと思います。
特に変化が無ければ、その時は・・・。
さて?

ともあれ、こういう場所に自転車で気楽に来て、
見学して帰りたい希望がやっぱり再燃しています。
もう少しマシな駐輪設備にしてくれたら、
特別にお金を取ってくれても構わないと思うのですが。
如何でしょう。

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